持っていると都合がいい資格

持っていると都合がいい資格

持っていると都合がいい資格 美容師になるには専門の資格を取得する必要があります。それが美容師免許や管理美容師免許ですが、これ以外にも持っておくと仕事の幅が広がる便利な資格があります。

ヘアケアマイスターは毛髪診断に必要な知識が学べる認定制度です。カラー剤や毛量の悩みなど幅広く対応できますし、会話のきっかけにもなるでしょう。関連してカラーコーディネーター検定は毛染めや色彩に関する知識をより深めてくれます。

日本メイクアップ技術検定試験はお肌の手入れからベースアップなど基本的なメイクから、1級になれば実際のモデルを使ってテレビ番組や映画にも通用するメイクアップ技術を学べる検定です。お正月や卒業式など大切な記念日に髪の毛をセットしたい場合、このようなスキルを持っていると良いアピールになるでしょう。

化粧品検定は美容師なら持っておきたい検定です。化粧品の専門家としての知識が必要ですが、化粧品の使い方から食事、運動、睡眠までお肌に関わる深い知識が身につきます。

美容師の資格取得と免許の無い人の補助的作業について

美容師の資格取得と免許の無い人の補助的作業について 美容師の資格を取得するには、美容師国家試験に受かる必要があります。厚生労働省が認可している美容学校を卒業すれば美容師国家試験が受けられます。美容学校は昼間・夜間なら2年、通信なら3年で卒業となります。
試験は、実技・筆記と2つあり両方合格して初めて美容師免許を取得できます。実技にはカットともう一種類(ワインディングなど、その時々により異なります)の試験があり、実技はもちろんのこと衛生面のチェックが厳しいので注意して下さい。筆記試験の内容も試験自体が年々厳しくなる傾向になってきています。
資格がない人は、法律に定められているのでお客様に一切触れることはできません。免許のない人が補助的作業としてシャンプーやカラーをしたりすることも禁止事項ですし、消毒の知識がない者として技術者(免許取得者)にロッドを手渡すことも禁止されております。美容アシスタントの肩書きで、免許の無い人がお客様に触れたりしていることも実際にはあるようですが、法律違反で発覚した場合には厳重注意から改善されないと営業停止処分となり、これから試験を受ける人にもダメージとなりますので、充分に注意し法律を遵守していく必要があります。