美容師の労働時間とは

美容師の労働時間とは

美容師の労働時間とは 何かと労働環境が厳しいと言われている美容師業界ですが、労働時間は一般的なサラリーマンと同じで、1日8時間労働で週5日の勤務形態が一般的です。他方で、サロンにより就業規則が設けられており、それに従って従業員が働いているところも少なくありません。それというのは、週15時間以上の残業はルール違反となるので、それ以上従業員を働かせることは法律で禁止されているのです。とはいえ、美容師業界というのはとても忙しい仕事であり、日々技術の研鑽を行うことが求められます。営業中はカットやカラー、そしてパーマの練習をすることができないことから、就業後に行っているところがほとんどで、これが残業に該当するようになっているのです。お店を閉めた後に美容師が自主的にカットなどの練習を行っていることから、結果的に労働時間が長くなってしまう傾向が強い業界であることは言うまでもありません。スキルアップのためには自主的な練習が大切なのです。

どのくらい働いているのか

どのくらい働いているのか 美容師は、資格をとって就職してからが大変な職業です。実際にお客さんの髪の毛を切らせてもらうまでにもお店で経験を積まなくてはなりません。人形を使ってのカットやパーマの練習は店が閉店したから行うのが一般的です。開店から閉店まで働いたあとに行うので、練習時間は労働時間には含まれず、当然賃金も発生しません。よって帰宅時間は深夜になってしまうことも少なくないのです。その修行が厳しくて、途中でやめてしまう人も多い職業ですが、頑張れば頑張っただけ技術が向上し、お客さんに喜んでもらえる素晴らしい職業でもあります。美容師は人気の職業で、専門学校も多くできています。確かに就職して最初のころは、下働きばかりでプライベートな時間も少なく、やめてしまいたいと思うことも多いでしょう。しかしどの仕事もそうですが、続けていれば必ず良いことがあります。活躍している先輩たちの姿を見て、目標として一歩一歩頑張ってみてください。